予約キャンセル問題について

最近、ヤフーニュースを見ていると飲食店の予約キャンセル問題について書かれている記事を度々目にしていました。
同じ飲食店に務める身としては他人事にも思えないような気はするものの、タイではほとんど予約キャンセルの被害にあったことがないのでそこまで深く考えず対策を考えていませんでした。
どちらかというと、予約キャンセル事件を売りにしているのではないかと思うくらいの勢いで、「予約キャンセル」→ツイッター投稿と言う宣伝なのかって感じることもありました。

そんなことを思っていた矢先の今日、20名の予約キャンセルがありました。
私の働く日本食レストランは、12月の忘年会シーズンしか団体の予約が入ることはありません。
バンコクという土地柄、日本では年末と言っても寒くないし、タイの正月は4月だしってことで、12月を忘年会シーズンと考えてないことが多いです。そんな中でも、12月は日本人にとっては特別なのか古くからのお客様をはじめとして団体の予約を入れてくれることがあります。

今回、予約を頂いていたお客様は、常連の方の友人だったので通常宴会メニューに加え、サービス品1品を加える特別メニューでした。そのためか、オーナーは、「常連の方を含めて出禁にしろ」と大変でした。
海外ですと、当日予約キャンセルをしてしまうと、日本人のコミュニティは狭いので、その方の人間性や会社を含めて損失になることが多いです。そのリスクを背負ってでもキャンセルにされたというのは、本当に何かあったんだと思います。

今日は、クリスマス前ではありましたが、土曜日ということもあり、直接ご来店を頂いた方が多く、準備していた宴会メニュー(鍋を含む)をクリスマス特別メニューとして売ったところ、全部売り切れてしまいました。サービス品に関しては、メニューにないので常連様に無料で提供しました。

結果的には良かったのですが、オーナーは怒りが収まらないのでこれからタニヤに飲みに付き合うことになりました。

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